伊勢原市 大山案内サイン 統一化事業

2017.02.01 UP

背景

大山周辺の案内サインは観光客に対して分かりにくく、観光客誘致のための整備が必要であった。

近年、大山周辺では観光誘致イベントや、大山ケーブルカーの新型車両の運行開始によって観光客が増加傾向にある。さらに2020年の東京オリンピックには多くの人が東京を訪れることから、国内外の観光客を誘致が求められている。しかし、伊勢原駅から大山への誘導、大山山中の登山道には、標記・デザインが統一されていないものやメンテナンス不足から、観光客に対して分かりにくく機能が半減している案内サインが見受けられた。また、外国人観光客に対応した表示が不十分などの課題があり、今後更なる観光案内サインの整備が必要となっていた。

プロジェクトの目的・目標

国内外からの観光客を受け入れる基盤として、円滑な案内や正確な誘導が重要であることから、観光客にとって分かりやすい大山案内サインの整備ならびにガイドラインを制定し、大山の観光振興を図る。

企画概要・実施策

大山案内サインのガイドラインの策定およびマニュアル化、デザイン開発と既存サインの改修を実施。

●大山案内サインのデザイン開発
誘導系サイン、案内系サインなどの既存サインおよび今後必要とされるものを含む、理想的なデザイン計画とすること。
●ガイドライン策定およびマニュアル化
デザインと品質を統一化して行くためのマニュアルを制作。デザイン会社・施工会社のレベルに関係なく、伊勢原市が管理することで、デザインと品質が管理できる分かりやすく使いやすいマニュアルとすること。
●既存サインの改修
指定する既存サイン20点のデザイン制作および改修工事を実施し工事完了報告書を提出

結果・効果

●国内外の観光客にとってわかりやすいサインとなり、円滑な案内や正確な誘導が可能となった。
●大山に繋がる交通事業者である小田急電鉄(駅サイン)、神奈川中央交通(バス停)、大山観光電鉄(国定公園内)もマニュアルに従い随時、既存サインの改修を行った。

CONTACT

お問い合わせ

03-3346-0664

経営管理部 / 受付時間 平日 9:30 - 18:00