大山とうふ味めぐりキャンペーン2016

課題

大山への閑散期の誘客施策および中長期的な来山者数の増加策が必要であった。

<閑散期への対応>
大山においては2-3月期の集客コンテンツの不足から、年間を通じても来山者が少ない時期であり、誘客施策が必要である。
<「食」コンテンツの育成>
観光誘客においては、「食・グルメ」のニーズが極めて高い。一方、大山においては「とうふ」という伝統的な食文化があるものの、価格や店舗(宿坊)といった要素が、お客さまにとって「敷居が高い・・・」という印象を与えている可能性があり、そのイメージを払拭する必要がある。
<地域(地元)との連携>
大山関係者の皆様と連携を深めたうえで、中長期的な大山全体の来山者数を増やす必要がある。

プロジェクトの目的・目標

大山の伝統的な食文化である「とうふ料理」をお客さまが気軽に参加しやすいサービスとして提供し、来山満足度の向上とリピート効果を促進。また、大山グルメを定着することで話題の醸成を図る。

<マーケティング目標>
丹沢・大山FP販売枚数増 (小田急電鉄)
乗車人員増 (大山ケーブル)

企画概要・実施策

大山名物のとうふ料理をお手ごろ価格で提供する食イベントを実施。

●大山の宿坊、飲食店、土産物店などと連携し、「大山の春」をテーマに、代表的な食文化である「大山とうふ」にまつわるメニューを一品500円(税込)で提供。

結果・効果

●12店舗が参加。提供食数は、5005食(前年:2260食)を記録し、丹沢・大山フリーパスの発売枚数及び大山ケーブルの乗車人員実績も前年を大きく上回る結果となった。
●お客さまアンケート結果から、今まで「敷居が高い」と感じていた宿坊へ気軽に立ち寄るなど、今まで知らなかった大山の魅力(文化・人情)に触れ、より興味・関心を持たれるきっかけとなった。また、回を重ねることにより徐々にキャンペーン認知も拡がり、大山への再来訪への動機づけはもちろん、訪れたことのない新規のお客さまの獲得にも繋がっている。自由回答においてもポジティブなコメントの割合が89%に達している。(初回:57% 第2回:79%)

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